銭湯

身体のうつくしさ

誰も教えてくれなかった美学


体を透明な風にあてて

灰色の煙を取り込むの


目に入る灯りはコンビニと街灯

大丈夫だよきっと


いつだって心地良い

彼が入ったお湯とはちがうのに


のぼせちゃうのに

また君と体を冷やして歩きたい