現代文の授業


バイト先の詩集


昨日知り合った詩人


自分の奥底に変に絡まった感情を表すために私は詩を書く 絶望的に生き生きしてる私も、希望に満ちた私の死体も


私の詩で、私のことが全て分かって仕舞えばいいのに


あなたに

夏の終わり

肌寒い 雨 雨 雨


宣言とは真逆の現在


夏の大三角形も、夏の大恋愛も、どこなんだろう

おっきいのに見つからないのは透明だから


線香花火 私のお仏壇に刺すの


薄ら寒い 燦 燦 燦

くるしみ

平和をうたう


無数の数のいのちが幸せを願っているらしい


では、私の平穏はだれが願っているのだろう



孤独をうたう


私が愛した芸術家は孤独を貫いたらしい


では、私は誰に愛されるのだろう