銭湯

身体のうつくしさ

誰も教えてくれなかった美学


体を透明な風にあてて

灰色の煙を取り込むの


目に入る灯りはコンビニと街灯

大丈夫だよきっと


いつだって心地良い

彼が入ったお湯とはちがうのに


のぼせちゃうのに

また君と体を冷やして歩きたい

ハイライト

ハイライト


閃きのような一筋の光

私が好きなコンビニライターの火に似てる


ハイライト


皆が手に入れた偽者の光

虚しくなんかないよ


ハイライト

ビデオレター

何処にいるのか 何処にあるのか
遺書はiPhoneのメモに保存
独創性はどこでいくのか
どうにもならない今も明後日も
どうせ忘れられちゃうのに、私は何度も何回も何人も愛してきた